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本膳料理のマナー

本膳料理とは、室町時代以前の伝統的な饗応料理で、今日の日本料理の形式の原形となるものですが、、あまりに格式高く、作法も細かな技功になりすぎたために、現在ではほとんど供されることは無くなりました。本膳料理の名は、二の膳、三の膳に対する一の膳、つまり中心となる膳を本膳と呼んだことからきたものです。膳は脚つきの塗り膳、食器も漆器のみを用いるのが正式で、本膳を中央に、右に二の膳、左に三の膳と一列に並べて、その奥の右側に与の膳、左に中酒膳を並べるやり方が正しい方法です。三の膳までなら、本膳の右に二の膳、奥に三の膳を置きます。正座して着席したら、蓋の物の蓋を取ります。左側の料理の蓋を、奥から順に左手で取り、右手を添えて膳の左脇に、裏側を上にして置きましょう。酒杯に酒がつがれたら、いったん膳の上に置いてから、三度で飲みほしましょう。次にご飯茶碗を両手で取り上げ、右手で箸を取り、食べますが、置くときは箸を取り上げたときとは逆の手順で、頭が膳の右縁にかかるように置きます。また酒を飲み、平わん、小吸い物、又はあえ物と手をつけ、この様にして、酒を飲むというのが基本のマナーです。

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